トップページ > 友朋会について > 地域における友朋会と嬉野温泉病院の役割と方針
1.
友朋会は、嬉野市、鹿島市、藤津郡(人口約7万5千人)地域における唯一の精神科医療機関として、一般精神医療と福祉、認知症を含めた高齢者精神医療と福祉、児童・思春期における精神医療と福祉の充実に努めます。
2.
嬉野温泉病院における一般医療部門はリハビリテーションを必要とする亜急性期、回復期、慢性期の患者さんに在宅生活が可能となるよう支援いたします。
特に、南部保健医療圏(嬉野市、鹿島市、武雄市など人口約17万5千人)における急性期、 救急の役割を果たす嬉野医療センターとは密な連携を図り、在宅への中間医療機関として機能することに努力します。
3.
泌尿器科は、全国的に比較しても充実した透析環境を提供することで、民間にしかできない、友朋会にしかできないサービスを目指します。
4.
西日本において数少ない精神障害者の透析が可能な施設として、その役割を全うします。
また、精神障害者や認知症の透析導入時の問題および透析従事者のメンタルヘルスについても見識を高めていきます。
5.
精神障害者の社会復帰施設を総合的に有する医療機関として、その役割を充実していきます。
南部保健医療圏には当会にしかない援護寮、県内では唯一の授産施設、就労継続支援A型事業所を軸に障害者の真の自立を目指して援助します。
6.
認知症における地域のリーダーを目指します。南部保健医療圏には認知症対応の介護老人福祉施設、介護老人保健施設が少なく、早急な入所が困難な現状に対し、認知症の診断・入院診療・在宅支援に関し、地域と連携して専門機関として、問題解決に臨みます。
また、認知症の行動障害(BPSD)に対する治療・アプローチおよび認知症進行予防のための芸術療法などの療法ならびに専門的なケアの方法などを地域において提供・共有し、地域全体の認知症ケアの質向上に貢献します。
7.
児童・思春期の精神医療分野において、児童・思春期外来「とまり木」を中心に、その専門性を高めていきます。
また、県内唯一(全国的にも希少)の精神科医が行うスクールカウンセラー(2校区分)の有用性を十分に発揮し、地域における小学校、中学校の「心の問題」をサポートし、システムの一部として機能していくように努力します。
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