友朋会について

トップページ > 友朋会について > 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画

関連施設のご案内

  • 介護老人保健施設
  • 孝心の里
  • 在宅介護支援センター
  • グループホーム
  • 就労支援センター
  • 就労継続支援A型事業所『サンフレンド』

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画


女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定しました

職員が安心して働ける職場環境を作り、やりがいをもって仕事に取組み、その成果が活かされる職場にすること、また、仕事の効率化に努め、なるべく超過勤務とならないように次の行動計画を策定し取り組んでいきます。

  1. 行動計画期間
    令和4年4月1日〜令和7年3月31日
  2. 当会の課題
    ・管理職に占める女性労働者の割合が26.7%と少ない
    ・近年は、コロナ対応の影響もあり、月平均の超過勤務時間が増加した
  3. 行動計画
    (目標1)  「管理職に占める女性労働者の割合30%以上を目指す」
    取組内容: 管理職者および管理職候補に対する教育の機会を創設する
    部下への接し方、部下教育のあり方、部下へのハラスメント教育を行う
    管理職者への心のケアや相談の機会を設ける
    先進的に活躍しておられる女性の考え方に学ぶ

    (目標2)  「月の超過勤務時間を組織全体で1,000時間以内にする」
    (R4.3.31現在 職員数717名)
    取組内容: 超過勤務時間の発生要因を分析し対策を講ずる
    勤怠管理システムの活用により業務量の把握を行い対策に生かす


女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画に対する
令和4年度の取り組みについて
(目標1)「管理職に占める女性労働者の割合30%を目指す」
  • 取組内容:先進的に活躍しておられる女性の方々の講演会を開催
    目  的: 管理職を務められた講師の方々が「女性の活躍と課題」をテーマに海外を視察された内容で、各国の歴史的背景や社会環境もあわせて女性の考え方に学ぶ
    開催日時: 令和4年10月1日(土)10:15〜11:25
    開催場所: 友朋会大ホール
    講演演題: 特別講演「女性の活躍と課題〜海外のジェンダ−事情より〜」
     

     今回は「国際女性教育振興会佐賀」という団体に所属されている5名の女性講師陣に依頼し、ジェンダーに関する海外視察の経験に基づいた講義を頂きました。世界のジェンダー事情に関する概要に加え、メキシコ、スペイン、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、最後にジェンダーギャップ指数(GGI)13年連続世界1位のアイスランドについての紹介がありました。
     ジェンダー事情を分析する重要な4つの視点として、「女性への暴力」「賃金の不平等」「人材登用不均等」「育児への参画の格差」に大きく分類され、各国によって異なる歴史的背景も相まって様々な課題がまだ残っているのが現状です。しかし、既に日本よりも進んでいる点は、女性の政治的立場への参画やリーダー的な人材登用に積極的であるということです。
     一方、アイスランドは、全ての項目(政治、経済、教育、健康)で満点を獲得し、GGIで13年連続の世界1位を獲得しています。特に印象的だったのは、男性の育児休暇取得は義務であり、出産後6ヶ月は女性が休暇を取り、その後6ヶ月は男性が取得することが法的に決められている点です。参考として、日本では、男性の育児休暇は「取得ができる権利」として位置づけられており、現状12.65%(2020年度民間企業への調査による)の取得率となっています。
     今回の講義内容は、日本の課題を分析するための重要な視点となり、同時に友朋会においても同様の課題が抽出できるかもしれません。今回の講義内容を糧として、今後も、分析と課題抽出を行いながら、当会における目標を立て直し、より良い職場環境を構築できるよう努めていきたいと考えます。


    講演会に対する職員へのアンケ−ト結果(一部抜粋)
      ジェンダ−ギャップ指数の1位はアイスランド、日本は146ケか国中116位と言うことでかなり低いことを知りました。日本は経済、政治の中女性参加も他国と比べると低いことも知りました。
    ジェンダ−の話を聞いて病院の中でどのような性別格差があるか想像しましたが思い浮かびませんでした。日頃の生活で男だから女だからとレッテルを貼った考えをしないように心がけたいと思います。
    ジェンダ−事情は歴史的な背景もあるのだなと勉強になりました。日本では女性が役職に就くことも望んでいる女性が少ないということも課題だと思いました。目立つことがはばかれる社会なので…
    世界と比較して、日本における女性の活躍の割合が少なく、女性の役職者や政治家などの育成が重要であることが再認識できました。
    海外の景色や歴史文化を交えての講演が良かったです。女性の活躍の場が広まってきた とはいえ、海外との広い目でみるとまだまだなんだと思いました。女性として女性が活躍できる社会に貢献できたらと思います。
(目標2)「月の超過勤務時間を組織全体で1,000時間以内にする」
(令和4年度 平均職員数 712名)
  • 取組内容: 月ごとに状況を把握し、発生要因の分析を実施
    勤怠管理システム導入にむけて環境を整備

     過去5年間の超過勤務時間を各月毎に集計し、年間の平均時間を算出しました。その結果、令和4年度の月平均超過勤務時間は、前年度比23.6%増となり当初の目標の月平均1,000時間以下の達成はできませんでした。
     新型コロナウイルス感染症の発生が主な要因と思われますが、感染症の影響がない月は減少傾向にありました。
     次年度は、各部署単位での状況を把握し、対策を講じながら、目標達成できるように取り組んでいきたいと考えております。


ページの上部へ