門松飾り |
お正月は本来「年神様」と呼ばれる神様が各家庭へ訪れる日とされています。お正月飾りの中でも、門や玄関前に飾る門松は、年神様が家へ尋ね入るにあたっての目印とされています。一年中落葉しない松、成長が早く生命力の強い竹、新春に開花し年始にふさわしい梅などの縁起物が用いられています。
当院では病院入口、孝心の里、千寿荘、ものわすれメンタルクリニックに門松を飾ります。昔から「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言われており、依代(神様が宿る所)が永遠に続くことを願い、松・竹
・梅に加えて熊笹・杉・葉牡丹を使い職員が丹精をこめて作りました。
門松には、竹の先端が斜めに切ってある「そぎ」と真横に切ってある「寸胴」の二種類があります。当院は「そぎ」です。また節を残して竹を切ることで、切り口が口を大きく開けて笑っているように見え、神様、そして病院におみえになる皆様を笑顔でお迎えしております。 |
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